Friday, 22 June 2012

安定ヨウ素剤と子どもの甲状腺

安定ヨウ素剤の服用量は年齢によって定められていますが、これは、安定ヨウ素剤に限らず一般的な薬剤と同じで、体が小さい子どもほど、1回の服用量が少なく設定されていることは納得できますね。

たとえば、「WHO(世界保健機関)」のヨウ化カリウム推奨値は、3歳以上12歳未満の子どもは1日65mgとなり、12歳以上を対象とした1日130mgの半分の量です。 
   
その一方で、安定ヨウ素剤の服用に関して、若年者に対しては被曝線量が10m Svを超える場合を推奨しています。通常は甲状腺の被曝線量が100m Svを超える場合ですので、その10分の1です。

甲状腺に関しては、子どもは体が小さいので甲状腺も小さく、同じ量の放射線を浴びても、甲状腺から溢れる分が多くなり、それが甲状腺がんの発生につながるのではとの説もあります。ヨウ化カリウム

また、子どもの体が成長過程にあるため、甲状腺の細胞分裂も繰り返しています。そのとき、傷ついた細胞が有害なヨウ素をとりいれるのではとの声もあります。

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